建設で稼ぐ>談合から自由競争へ「悲惨な戦い」

いずれにせよ「良い談合」も「悪い談合」も1994年ガイドラインから禁止されました。
実際に談合がなくなっているかはさておき
最低でも「悪い談合」は排除されたと見るべきでしょう。

そして「一般競争入札」が始まり様々な弊害が生じました。
その最たるものが落札価格の低下です。

前に述べたように建設業界の利益率は2%を切っています。
一般競争入札になって、落札価格が予定価格の70%にまで
引き下げることが出来たなどと鬼の首を取ったように話す御仁もおられるようですが
なんと今では50%近くの金額での落札も日常茶飯事となりました。
自由競争タタキ合いの結果です。

「それでも受注するのだから採算は合うんだろ?今までどれほど甘い汁を吸っていたんだ。」と
国民の皆さんはお感じのことでしょう。

官公庁職員の中にも「イヤなら受注しなければいいじゃない。」と
のたまう方もいらっしゃいます。

立場上あまり酷い事も言えませんが
なんなら不調入札になった業務や工事は「直営」で職員皆さんがおやりになれば良い。
月に1〜2度の地元説明会とオンラインでコード化され至極単純化された積算作業で手一杯でしょうか?

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