建設で稼ぐ>またも話変わって・・談合って本当に悪いの?

よく混同されると思うのですが談合って全てが悪いわけではないのです。
例えば「カルテル」とか「官製談合」などは悪い談合です。

価格調整をおこなう上で工事発注予定価格をつり上げたり
金銭や権力が動いて受注業者が競争もなく発注者から指名されたり
などというのは決して許される事ではない悪い談合だと思います。

しかしながら、中小・零細企業間で行われている談合はそんなことではありません。
いわゆる受注調整のための話し合いというのが正しいのです。

工事発注予定価格は、公開された積算基準と市販の市場単価調査結果から簡単に積算できますから
どの業者もほぼ同一価格を情報として持っているのです。

あとはその発注工事に対してどれだけの営業努力をしてきたかが受注できるかどうかの条件になります。
官公庁の技術力だけでは工事の内容や方法を決定できない場合も多いので
業者がアドバイスや技術協力をするということが営業努力と呼ばれるものです。

それらを提示しながら他の入札指名業者に理解して協力頂く
という流れが受注調整のための話し合いなのです。

こう聞くと余り悪い印象を誰も持たれないのではないでしょうか?
今現在もひっそりと続けられている談合もこの程度のものです。

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