昨今は「理系離れ」という言葉を良く耳にします。
「理系離れ」とは、本来は理科・数学に対する子供達の興味や関心が低くなったり
理解力そのものが低下したりして日常生活に必要と思われる基礎的な科学的知識を
持たない人が増えているといった事象を指すそうです。
実際、理系学部への進学率は5年前と比べ4割も減少している状況ですし
理系学部へ進学したとしても就職はまったく畑違いの所(多くは外資系の金融業界?)
へ行かれる学生も少なくありません。
理系で相変わらず需要過多なのは医学部・薬学部といったところだけでしょう。
ですから「理系離れ」ではなく「理工系離れ」といった方が正しいという話も耳にします。
例えば東京大学工学部でさえ過去3ヶ年間に定員割れを起こしたことがかなり取り沙汰されました。
IT化の進む今現在でさえ情報工学科へ進学する学生は頭打ちで100人に一人の割合だそうです。
理由としてエンジニアの地位が低く扱われる社会構成であると言うことが挙げられるでしょう。
生涯賃金についても文系とは5,000万円近くになるということです。
理工系学生にとっては卒業後、実に厳しい現実が待っているのです。
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