建設で稼ぐ>中小零細建設業者の生きるコツ

建設業界のみならず日本経済そのものが
中小企業によって支えられていることは周知の事実です。

最近のマスメディアも大企業よりも中小零細企業にスポットを当てて取り上げるようになりました。
何か日本の実情を少しずつ明らかにしてくれているようで私的には好ましく感じているのですが･･。

とにかく行政庁の許可を受けた建設業者数は約50万社ですが
このうち資本金1億円以上の建設会社が1％で残りは全て中小および零細企業ということになっております。
　
このうち資本金1,000万円未満から個人事業者までの割合を見ると
なんと全体の60％近くを占めるという実態が明らかになります。

これら中小・零細企業の生きる道はあるのでしょうか？
正直なところ、現状を嘆いているだけではまず生きていけないだろうと思います。

失礼な言い方になりますが「後継者のいない農家」に似た結末を迎えるのではないでしょうか。
「まだ廃業できるだけ幸せだよ」といいながら従来通りの営業を続けておられる社長さんも
何人か存じております。

どんな業界でもそうですが発想力と行動力に弾力性のない
企業・個人の存続は厳しいとしか言いようがありません。